
東京に住む友人からふと言われた「沖縄はのんびりしてていいよね!」の一言。
自然が多く残り、緑や花々に恵まれ、青い空に青く透き通った海に囲まれた島国。そこにのんびりと暮らすうちな~んちゅ(沖縄人)。
確かにそんなイメージでかもしれませんし、あながち間違いではありません。
が!沖縄に住む人だって仕事や家事など日頃の生活や時間に追われ、都会の人と同じように疲れているんです!(苦笑)。
那覇市周辺は県外都市部となんら変わりありませんしね。特に沖縄は車社会で毎日通勤ラッシュの渋滞は当たり前。次第に心も体も余裕がなくなってきます。
そんなときに行きたいのが、本島北部にある備瀬のフクギ並木。(南部在住者にはちょっと遠いですがw)
観光スポットとして知られるこの場所は、県民にもオススメな究極の癒しスポットです!時間を忘れてのんびり散策。森の中にひっそりと佇む茶屋で、かき氷で夕涼みはいかがでしょう^^
沖縄本部にある備瀬のフクギ並木は究極の癒しスポット!?
沖縄県本島北部の本部町(もとぶちょう)にある福木(ふくぎ)並木が、備瀬(びせ)のフクギ並木です。
フクギは背丈が高く、並べて植えることで緑の自然の壁となり、防風林や防潮林として古くから沖縄の人々を守る役割を担ってきました。
本部備瀬地区の集落では、このフクギが全長約3kmにもわたる並木道となっています。天然のトンネル隙間から射す太陽の光が、とても幻想的で非日常を体験できます。
実際の写真がこちら。
まるでトトロの世界に迷いこんだような道が続きます。
現実世界を忘れてしまいそうになります。
光が抜けるその先は海!
フクギに守られた集落景観。
誘われる分かれ道。
寄り添う夫婦福木。
これはほんの一部で、実際に歩くと所要時間30分~1時間くらいですね。緑の癒し空間に時間を忘れ、何周もしていまいそうになります。
フクギ並木は似たような景色が続くので、腰の高さくらいにある順路の案内看板を目印に進むと迷子にならずにすみます。といっても、山の中ではないのでいつの間にか海側か駐車場の方にたどり着くことでしょう。
備瀬のフクギ並木のアクセス・駐車場・レンタサイクル情報
備瀬のフクギ並木は、沖縄美ら海水族館がある海洋博公園を過ぎてすぐにあります。
海洋博公園に隣接している「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」を左手に、海沿いの脇道へ入ると備瀬フクギ並木通りへ着きます。
フクギ並木へのアクセス(マップ)
道に沿って進むと「備瀬の水牛車」と「フクギ屋」を過ぎたあたりが、無料で停められる駐車場となっています。周辺の空き地を利用した民間の有料駐車場もありますが、一律1,000円程するので最終手段としたらよいでしょう。
先ほど通り過ぎてきた備瀬の水牛車では、大人4名まで2,000円で所要時間20分程度でフクギ並木を周る水牛体験ができます。4名以上は1人500円追加料金が発生するようです。
またほとんど平坦な並木道では、レンタルサイクルでの観光も楽しめます。
ただ、やっぱりオススメしたいのは徒歩での散策。
のんびりスローペースで歩いても、長く見積もって1時間くらい。
普段歩かない沖縄の人でも、フクギのトンネルが日差しを遮ってくれるため、木陰の涼しさに加えて自然に聞こえてくる鳥の鳴き声や波の音がBGMとなり、足取りは軽やかになります。
たまにハチの巣があるポイントもあるので、頭上にはご注意を(苦笑)。
また、自然が多く残るためクモの巣も結構遭遇します。フクギのそばを歩いているとクモの巣に絡まってしまうこともあるかもしれないので、並木道の中央を歩くといいでしょう。
フクギ並木の隠れ家カフェ?一福茶屋のかき氷で夕涼み!
順路に沿って歩いていると、いつの間にやら終点に。
終点に着いてしまったので迷わず来た道を戻ります。というのも、道中の案内で見かけたコレ。
終点から戻って徒歩10分ほどでありました!「ゆくい処 一福茶屋(いっぷくちゃや)」です。フクギに囲まれたこちらのお店は隠れ家感がすごくて、秘密基地に訪れたようなワクワク感です^^
木陰で涼しかったものの、気温と湿度で歩いていると結構な汗をかきましたので…。食べたかったのはそう!かき氷です。
注文したのは「マンゴーミルク 850円」。マンゴーシロップにゴロっとした果肉とマンゴーアイスが贅沢な、マンゴー尽くしのカキ氷。ひと口食べるだけでとても幸せな気持ちになりました。
お店はパーラーのようになっていて外での飲食となりますが、屋根があり複数の扇風機が回っているので、フクギ並木を満喫した後に涼むには持ってこいの場所です!
また、福レンタサイクルの自転車はこちらでお借りできます。
・一福茶屋
飲食以外にも、ジェルキャンドルやシーサー色づけなどの体験コーナーもあるようなので、思い出作りにもピッタリですよ。
まとめ
個人的にお気に入りスポットのひとつ、備瀬のフクギ並木。
沖縄に住んでいるとなかなか観光スポットに行く機会はありませんが、この場所は沖縄に住む地元の人々にも是非とも足を運んで欲しい場所です。
たまには北部までドライブがてら、行ってみてはいかがでしょうか?