沖縄の結婚式の服装(男性編)かりゆしかアロハでOK?10月~3月の冬はスーツ?
スポンサーリンク

盛大に執り行われることで有名な沖縄の結婚式。

 

本土とは異なる文化やマナーに驚かされることが多く、一般的な常識が通じないこともあります(笑)。

 

初めて沖縄の結婚式にお呼ばれしたときに、気になるのが「服装」ですよね。

 

沖縄の夏の正装である「かりゆしウェア」ですが、結婚式でも着用しても良いものなのでしょうか?むしろ、かりゆしで行くべきなのか?似たようなアロハシャツでもOKなのか?10月~3月の秋冬にはスーツの方がいいのか?

 

そんな悩ましい沖縄の結婚式の服装、男性編を詳しく教えます!

沖縄の結婚式の服装(男性編)はかりゆしウェア!?

沖縄の結婚式は参加者が非常に多く、ゲストが200人~300人規模になることも珍しくありません。時には500人を超えることもあります。

 

県外から初めて沖縄の結婚式に招待された時は、その人の多さに芸能人の結婚式にでも呼ばれたのかとビックリさせられることでしょう^^

 

招待客は、親族や親戚の身内家族、友人や知人、会社の同僚、小・中・高の恩師など言い方が悪いかもしれませんが、手当たり次第の知り合いに声がかかります。

 

そのため、かっちりした堅苦しい雰囲気よりも、どちらかというと身内のお祝いの席に紛れ込んでしまったようなアットホームな雰囲気があります。

 

もともと沖縄ではその独特な沖縄文化から、生年祝(沖縄方言で「トゥシビー」)などお祝い事が多く、親戚縁者や友人・知人などを呼んで宴が行われることが頻繁にあります。その感覚で結婚式が行われているような感じがあります。

 

そのためか、沖縄の結婚式ではフォーマルよりもカジュアルに近い服装で参列されるカジュアルスタイルが一般的となっています。

 

参考までにYoutubeで見つけた動画がありますので、1:03あたりから再生してみてください。

・沖縄リゾートウェディング~楽園沖縄でアイヲチカウ~

参列者の皆さんが、沖縄の夏の正装である『かりゆしウェア』を着用していることが分かりますね。

 

特に県民男性は普段からスーツ同様にかりゆしウェアが仕事着や制服として定着していることもあり、結婚式などの冠婚葬祭にも定番となっています。

 

また、沖縄方言の「かりゆし」には“おめでたい”や“縁起の良い”という意味があるため、沖縄の結婚式にはピッタリの服装と言えます!

 

スーツだとネクタイ選びや首元の締め付けが気になったりしますが、かりゆしウェアは第一ボタンを開けててもおかしくありません。ゆったりと着用できるので、食べて飲んでの宴にも持って来いの一枚とも言えます(笑)。

 

ただし注意したいこともあります。

 

必ずしも「沖縄の結婚式=かりゆしウェア」であるということではありません。新郎新婦が県外出身の方であったり、若い方であった場合にはスーツスタイルの方が安全かもしれません。

 

新郎新婦が県外出身であった場合には、リゾートウェディングに沖縄を選んだだけという可能性が高く、ゲストが県外出身が多いのかを確認しておくと安心です。県外出身者が多いようであれば、無難にスーツで出席しましょう。

 

沖縄出身の新郎新婦の場合でも、年齢が若い方の場合だとかりゆしウェアよりもスーツ率が高いです。沖縄の人であっても、若い世代は職場の制服でかりゆしウェアの着用が指定されていない限り、かりゆしウェアを持っていないという人も多いですので。

 

かりゆしウェアの相場が1着あたり安くても4,000円~5,000円くらいはするので、仕事着ではない限り自ら購入することはなかなかありません。このような理由もあり、かりゆしはお父さん世代やおじさんなど年配の人が着ているイメージは強いです。

 

もちろん、普段から職場などでかりゆしウェアを着ているのであれば特に問題はありません。参列者の雰囲気を事前に確認して服装を決めると失敗しないでしょう。

 

そもそも、かりゆしウェアがどんな物か分からない人は、かりゆしウェア通販サイト「MAJUN(マジュン)」に写真がいっぱい載っているので参考までにチェックしてみてください。

 

かりゆしウェア通販サイト MAJUN(マジュン)

沖縄の結婚式の服装(男性編)アロハシャツでもOK?

沖縄に広く普及しているかりゆしウェアは、沖縄の結婚式でも定番の服装となっていますが、似たようなハワイの『アロハシャツ』がありますよね。それでも問題はないのでしょうか?

 

OKかNGか結論から言うと、アロハシャツはNGです!絶対にダメというわけではありませんが、沖縄県民からすると「アロハシャツ」と「かりゆしウェア」は別物です。

 

沖縄県ではかりゆしウェアは、沖縄県産であること、沖縄らしいデザインであることの2つが定義されています。沖縄版のアロハシャツと言っても間違いではなさそうですが、普段から見慣れている沖縄県民から言わせるとアロハシャツはカジュアル過ぎるイメージがあります。

 

あからさまにハワイらしいヤシの木やパイナップル柄で、生地が薄めのテロテロ素材とかだとすぐにアロハシャツだとバレます。

 

かりゆしウェアは沖縄らしいハイビスカスデザインもいいですが、沖縄の伝統工芸「紅型(びんがた)」のデザインが施されたものや、沖縄の海や波・風をモチーフにしたものなどがオススメです。

 

また、かりゆしウェアでも最近ではポロシャツ素材に沖縄デザインを施した「ぽろゆし」というものが発売されていますが、近くで見るとカジュアル過ぎる印象を受ける可能性もあるため、結婚式には避けた方がいいでしょう。

 

参考までに沖縄Tシャツブランド「HabuBox」の通販サイトから“ぽろゆし”のブランドページのリンクを貼っておきます。個人的にはオフィスカジュアルにはとてもオススメのウェアです!

 

沖縄発!スーパークールビズ&イージーケア「ぽろゆし」

沖縄の結婚式の服装(男性編)10月~3月の冬はスーツ?

結婚式にも大活躍の沖縄の夏の正装「かりゆしウェア」ですが、冬はどうなるのでしょうか。

 

さすがに、沖縄でも年中暖かくずーっと“夏”というわけではありませんよね。

 

10月~3月の秋冬の結婚式に出席する場合でも男性の服装はかりゆしウェアがいいのか、それともスーツに衣替えしているか、どちらだと思いますか?

 

正解はというと…沖縄の気候に左右されます(笑)。

 

沖縄は10月~11月でも夏のように暑い日が続くこともあるため、かりゆしウェアで問題ありません。12月でも暖かい場合があるため、Tシャツ1枚で過ごせそうな気温であれば、かりゆしウェアでも浮くことはまずありません。

 

かりゆしウェアは半袖だけではなく長袖タイプの商品も販売されているので、そちらを活用するというのもアリです。

 

寒くなって衣替えシーズンとなったら、無難にスーツで出席しましょう。沖縄の待ち行く人々を参考にすると間違いはないでしょう。

 

また、寒い時期であっても結婚式が室内で行われる場合には、暖かい室内で羽織ってきたジャケットは脱いでかりゆしウェア一枚になるという人もいます。その場合は大体、おじさんや年配の方ですね。

 

どっちか判断つかない場合には、ブラックスーツにシルバーのネクタイなどで無難なスタイルをチョイスすると間違いありません!

まとめ

沖縄の結婚式で男性の服装って意外にも困りますよね。

 

県内在中の方であれば、かりゆしウェアは1枚持っておくと困らないです。スーツと違いシャツをズボンにインする必要がなく、ネクタイを締める必要もないので着慣れると手放せなくなるかも知れませんよ(笑)。

 

ちなみにですが、女性の場合はフォーマルなパーティードレスが主流です。

 

男性同様にかりゆしウェアを着用して出席される人もいますが、男性とは違いそこまで浸透していないため、女性のかりゆしウェア率は少なめです。

 

初めて奥様もご一緒に沖縄の結婚式に参加される場合には、ご参考までに。

スポンサーリンク
おすすめの記事