いきなりですが、なぞなぞです。沖縄のようで沖縄ではないのはどこでしょうか?…正解はこの写真の徳之島(とくのしま)です。

 

徳之島は沖縄ではなく奄美群島の離島のひとつ。鹿児島県大島郡の「徳之島町(とくのしまちょう)」・「伊仙町(いせんちょう)」・「天城町(あまぎちょう)」の3町からなっていて、山に川に海に、手つかずの自然が多く残る田舎町です。

 

沖縄から徳之島までの距離はおおよそ130kmほどで、沖縄⇔徳之島間のフェリーが毎日運航されています。

 

最近このフェリーがとても“良い”との噂!

 

気になるフェリー料金から移動にかかる日数や時間、その良さについてまでご紹介。

 

沖縄の人も知らない沖縄がここ徳之島にあるらしい!?


沖縄と徳之島間のフェリー料金はいくら?

沖縄と徳之島を結ぶ航路として主要となっているのが「マリックスライン」と「マルエーフェリー」の2社が毎日運航している『鹿児島・沖縄航路』の定期船と、マルエーフェリーが不定期に運航している『阪神・沖縄航路』の2つです。

 

現在は鹿児島・沖縄航路の定期船が全部で4隻が就航されており、毎日沖縄⇔鹿児島を往復で行き来しています。

 

マリックスラインから出ている船が「クイーンコーラルプラス」と「クイーンコーラル8」。マルエーフェリーから出ている船が「フェリーあけぼの」と「フェリー波之上」となります。

 

マリックスライン株式会社

 

クイーンコーラルプラス

 

クイーンコーラル8

 

A''Line マルエーフェリー株式会社・奄美海運株式会社

 

フェリーあけぼの

フェリー波之上

 

これらに不定期船で1隻「琉球エキスプレス」があります。

琉球エキスプレス

 

合計で5隻となりほぼ1年中(※1)沖縄から徳之島へ行くことが可能です。

 

沖縄からは「那覇(那覇新港)」と「本部(本部港)」の2か所から乗船することができ、徳之島には「徳之島(亀徳港)」もしくは風向きによっては「徳之島(平土野港)」で下船します。

 

※1について、台風や定期検査のドックなどにより一時運休することがあります。

 

船から見る徳之島の港
船から見下ろす徳之島港

 

フェリー料金は乗船場所や旅客ランクにより異なります。

 

中学生以上の大人運賃で那覇からだと一番よく利用される客室で「2等 6,690円」となります。詳しい旅客運賃は次の通りです。

 

■那覇港(沖縄)→亀徳港(徳之島) 旅客運賃
・2等 6,690円(5,140円)
・2等寝台 9,980円(7,810円)
・1等 13,380円(10,280円)
・特等 16,730円(12,850円)
※カッコ内は本部港からの料金です。

 

2等が最低金額の一番下のランクで、いわゆる雑魚寝状態の仕切りがない大広間です。2等寝台が2段ベットが並ぶ小部屋で、1等はビジネスホテルのような個室となり、特等はホテルのように広々としたお部屋といった感じです。

 

クイーンコーラルプラスなど一部の客船では2等に1,000円前後の金額をプラスすることにより、「2等洋室」といわれる寝台とさほど変わりのない仕切りがある部屋にランクアップすることも可能です。こちらについては、予約は不可で空いていれば乗船後に案内可能となりますので、各社へ問い合わせてみてください。

 

また上記の金額は奄美群島住民であれば、運賃が安くなります。この住民割引には「鹿児島離島航空割引カード」の提示が必要で、徳之島で2等940円~特等3,250円の割引があります。また、学生割引や身体・知的障がい者割引など各種の割引が他にもあります。

 

ちなみに、これらの割引に加え『奄美・沖縄交流割引運賃』が平成28年7月から適用されていました。この割引は、奄美群島復興交付金を活用したもので、鹿児島県と沖縄県の連携事業によるもの。

 

適用期間が平成28年(2016年)7月1日(金)~平成29年3月31日(金)乗船分までと期間限定です。

 

この割引金額がなんと!那覇~亀徳の大人運賃適用の人(中学生以上)の普通金額から「2,000円」の割引となります!となると…2等の「6,690円」であれば「4,690円」ということになり5,000円切ってしまいました!

 

往復で10,000円で行けるということです!これにはビックリですね!

 

期間限定ということで反響があれば、継続するのかなと思いつつ、現在はどうなんでしょう?もうなくなっちゃったかな?

 

徳之島の景色

 

実は私、これが本格的に適用される少し前、一時期的な試験運用だったのでしょうか?その時に知らずにたまたま乗船したとき、運賃がとても安くなってて喜んだのを覚えています。

 

その浮いたお金はお土産や観光などに回せるので、客としてはただただ喜ばしい限りですよね!これがずっと続けばもっと気軽に行けるようになるので、是非継続してほしいものですけど。

徳之島までの移動日数、フェリーだと何日かかる?

そうそう、フェリー料金ももちろん大切ですが、移動日数も気になりますよね!船で安く行けても何日もかかるようであれば、結構辛いですし。

 

特に一番安く行ける2等だと隣の人と並ぶように寝るので、長旅となるととても大変です。

 

沖縄から徳之島はなんと、1日もかかりません!たった9~10時間くらいで、実は半日もかからないのです。

 

関連記事:沖縄-徳之島の飛行機便はある?料金や所要時間は?

 

那覇を朝の7時に出港して、夕方の16時半頃には亀徳に入港します。本部からであれば7時間~8時間くらいとなります。

 

それでも長い?いえ、実際のところそんな長くは感じませんよ!那覇からであれば、朝の6時半までには受付し乗船していなければいけないので、結構早起きしないといけません。

 

船に乗ったらユラユラと心地よく揺れる船に、すんなり眠りに落ちるはずです。まれに荒波で揺れが強いときは酔い止めを飲んで徹底的に寝るに徹しますが(苦笑)。それは本当にごく稀ですし、大型船は意外と安定するので大きく揺れることも少なく、そこまで揺れを心配する必要はないかと思います。

 

強風や荒波もしくは台風など、強行突破で運航されることも一切ありませんのでご心配なく。

 

それにこの船旅にはいくつか魅力があるんです!

徳之島へのフェリーは意外と快適!?

冒頭にも書きましたが、最近この沖縄から徳之島間のフェリーがとても“良い”との噂について。フェリーの料金が安いのはもちろんのこと、設備がとても整っているんです。

 

沖縄から乗船する際は、階段を上る必要がありますがエスカレーターやエレベーターがちゃんとついています。また、鹿児島までとなると1日~2日以上連泊することになるのでシャワーや浴室も完備。もちろん利用料金が運賃と別途にかかるということはありません。

 

船内にはレストランや各種自販機に売店などもあり、プチ豪華客船に乗った気分になります^^

 

また、一部のフェリーはリニューアルしておりホテルのフロントのような綺麗な案内所があるホール、休憩ができるソファーやテーブルなど自由に利用できるフリースペースが多く存在します。

 

基本的にはデッキに出れるので(強風の場合は立ち入り禁止の場合あり)、海風にあたりながら空を眺めるなんて贅沢なこともできちゃいます!

 

2等洋室や寝台にランクアップすることができれば、さらに快適です!各ベッドにコンセントが一口ついているので携帯電話などのスマートフォンやポータルゲーム機の充電をしながら、アプリやゲームを片手にゴロゴロと遊ぶことも可能です。

 

個人的にはマルエーフェリーの定期船がオススメで、全体的に明るく綺麗で本当に快適です!マリックスラインのクイーンコーラル8だけは若干古さが残るので、快適さを求めるなら運航スケジュールを確認して事前に乗りたい船を予約するといいです!

 

すべての船には横揺れ防止装置もついているので、船酔いが心配の人でも安心です。もちろん、荒波だと多少は揺れるので、弱い人は酔い止め薬があるに越したことはないです。

最後に徳之島について

徳之島の景色2

徳之島は沖縄と同じように、牛と牛を戦わせる闘牛が盛んで、正月の大きな大会時には本場沖縄から参戦する人もいるほどの人気です。

 

また、徳之島はもともと琉球王統治下だったため沖縄方言に似た方言やニュアンスが多く残っています。お酒は泡盛ではなく黒糖焼酎という奄美独自のものが根付いていますが、泡盛や沖縄料理が食べられる飲食店もあります。

 

黒糖焼酎もそうですが、サトウキビも盛んで黒糖など糖類製造業なども重要な産業となります。

 

また沖縄の三味線と見た目はほとんど一緒ですが、細い弦で作られた音が高めの三味線や島唄なども奏でられています。

 

このように沖縄らしさが残る一方、鹿児島らしい訛りや食文化などもあるので、沖縄と鹿児島のハーフのようなそんな場所です。

 

海は沖縄のように青く透き通り、沖縄にはない立派な山や川があり、沖縄と鹿児島の良いとこ取りしたとても興味深い島です。

 

是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

沖縄と徳之島間の飛行機料金はいくら?かかる時間と1日の便数もチェック!

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