沖縄県は最低賃金が低いというのは全国的にも有名です。

 

県内の求人誌にも改定されるたびに掲載され、いくら金額が上がったのか話題になったりします。

 

気になる現在の最低賃金は、おいくら万円なのでしょう?


沖縄の最低賃金はいくら?全国的に安い理由は?

沖縄県の今日時点での最低賃金は、時間額『714円』です。

 

前年度に比べると21円のアップとなりました。

 

過去の最低賃金について、平成23年度から平成28年度までの6年間の金額をみてみますと、

 

平成23年度:645円
平成24年度:653円(前年比8円アップ)
平成25年度:664円(前年比11円アップ)
平成26年度:677円(前年比13円アップ)
平成27年度:693円(前年比16円アップ)
平成28年度:714円(前年比21円アップ)

 

となっています。徐々にですが十数円前後ずつ値上げされ続けていますね。

 

バイト勤めで学費を必死に稼いでいた学生時代、たったわずかの値上がりに肩を落とした記憶があります。

 

当時は700円もらえていたら高額、650円くらいだと普通といった感じでした。そのため、25%増しの深夜労働手当がつく22時以降に働ける場所を選んで、給料アップに努めたものです。

 

と、私の話は置いておきましてw

 

何故こんなにも沖縄の最低賃金が低いんでしょう?

 

安いのにはもちろん理由があるのですが、コレ!という特定の何か一つというわけではありません。

 

単に沖縄が田舎だから賃金が低いという事ではなく、儲かっている企業の数や倒産している会社の数、人口の多さ、失業者の数や求人を出している会社が多いか少ないかなど、様々な指標から考えられて設定されているんです。

そもそも最低賃金とは?

最低賃金とは、雇い主(使用者)が労働者に必ず支払う必要がある賃金の最低額を定めた制度のことで、“最低賃金法”に基づいて国が定めているものです。

 

最低賃金は、地域別最低賃金特定(産業別)最低賃金にわかれます。

 

地域別に定められている最低賃金額以上の賃金が支払われていない場合は、もちろん罰せられます。沖縄県だと714円(平成28年度)未満であればアウトということになります。

 

すべての労働者に適用されるもので、アルバイトやパートタイマーなど雇用形態に関係ありません。ただし、特定(産業別)といわれる特定の産業については例外で、「特定(産業別)最低賃金」が設定されています。

 

詳しいことは厚生労働省が運営している、特設サイトがわかりやすく説明しています。

 

最低賃金制度 特設サイト

上記のサイトを確認すると、沖縄県平成27年度の特定(産業別)最低賃金は以下の通りです。

 

糖類製造業:684円(※2016/11/24~)
新聞業:795円(※2016/11/05~)
各種商品小売業:723円(※2016/11/04~)
自動車(新車)小売業:732円(※2016/11/13~)
畜産食料品製造業:683円(※2013/12/11~)
清涼飲料・酒類製造業:686円(※2013/11/23~)

 

特定にあたる労働者は順次、カッコ内の米印の日付から効力発生となります。

 

ただし適用除外があり、18歳未満または65歳以上の人は適用外となり沖縄県の最低賃金が適用されます。また、雇入れ後の一定期間中は技術習得中や、清掃や片付けなど軽易な業務にあたる人も対象外となり、同様に県の最低賃金が適応されます。

沖縄の最低賃金は全国で何位!?1位との金額差はどれくらい?

沖縄県の最低賃金が700円台に乗り、労働者としてはとても喜ばしい限りですが。他の県と比べるとどれ程の違いがあるのでしょう。

 

早速2016年の全国の最低賃金ランキング一覧をみてみましょうー!

 

1位 東京都:932円
2位 神奈川県:930円
3位 大阪府:883円
4位 埼玉県:845円
4位 愛知県:845円
5位 千葉県:842円
6位 京都府:831円
7位 兵庫県:819円
8位 静岡県:807円
9位 三重県:795円
10位 広島県:793円
11位 滋賀県:788円
12位 北海道:786円
13位 岐阜県:776円
14位 栃木県:775円
15位 茨城県:771円
16位 長野県:770円
16位 富山県:770円
17位 福岡県:765円
18位 奈良県:762円
19位 群馬県:759円
19位 山梨県:759円
20位 石川県:757円
20位 岡山県:757円
21位 福井県:754円
22位 新潟県:753円
22位 和歌山県:753円
22位 山口県:753円
23位 宮城県:748円
24位 香川県:742円
25位 福島県:726円
26位 島根県:718円
27位 山形県:717円
27位 愛媛県:717円
28位 青森県:716円
28位 岩手県:716
28位 秋田県:716
28位 徳島県:716
29位 佐賀県:715円
29位 長崎県:715
29位 熊本県:715
29位 大分県:715
29位 鹿児島県:715
29位 鳥取県:715
29位 高知県:715
30位 宮崎県:714
30位 沖縄県:714

 

やはり1位は東京都でした!

 

気になる我らが沖縄県はというと、残念ながら最下位の30位…予想通り^^;

 

最も高い1位の東京と比べると、その金額差はなんと214円!なかなかですね。

 

上位の都道府県は、地方に比べるともちろん生活費はそれなりにかかるはずなので賃金が高いのも納得です。が、田舎地域の賃金ももう少し上げて欲しいぞー!と声を大にして言いたいです。

 

沖縄は物価が安いなんてことをたまに耳にしますし、物価が安いから賃金も低くてしょうがないじゃんと思う方も多いかもしれません。

 

でも、実際に住んでいる県民からすると『なに馬鹿な事を言っているんだ!』なんて思いますw

 

実際のところは、スーパーや県外企業から入ってきたチェーン店などの商品も、沖縄だから安くなるということは一切なく同額です。

 

家賃も、激安で日本トップクラスに安いというわけではないですし。

 

一人当たりの所得額が最低な沖縄なんだから、少しは安くしてよ!なんて思うのが本音ですw

 

まとめ

沖縄県の最低賃金は平成23年度から平成28年度の6年間で総額69円上がっていますが、全国的に見ると最低でまだまだ低いですね。

 

物価も他県とさほど変わらないですし、もう少し賃金が上がるといいなと個人的には思います。そもそも200円以上差があるのは、果たして妥当なのか?という思いも出てきました。

 

海外では全国一律の最低賃金(日本で言えば、一番高い東京都の最低賃金と一番低い沖縄の最低賃金の県の間をとる)としている国もあるそうで、日本でもそのようにしようという運動をしている団体もあるんだとか。

 

この案がもし実際に採用されると、田舎と都会の格差が埋まるのかも?(経済効果などは専門家の間でも意見が分かれるそうですが)

 

高賃金の県からはブーイングがきそうですけどw

 

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