全国的に一般的なお盆は新暦の8月ですが、沖縄のお盆は旧暦というのをご存知ですか?

 

沖縄の2016年のお盆はいつになるのか、お盆の時期に沖縄旅行は出来るのか?など、今回は気になる沖縄のお盆情報について紹介していきます。


沖縄のお盆(旧盆)2016年はいつ?

毎年変わらず沖縄のお盆は一部地域を除き旧暦の7月13日~7月15日までが旧盆となります。そのため、一般的な新暦カレンダーで確認するとわかる通り毎年日にちが違います。

 

沖縄カレンダーを確認すると、今年2016年の旧盆はこの通り。

 

■沖縄旧盆2016年日付
2016年8月15日(月) 盆入り(ウンケー)
2016年8月16日(火) 中日(ナカヌビー)
2016年8月17日(水) 盆明け(ウークイ)

 

今年は平日となっています。沖縄のお盆といえば正月に帰れなくてもせめてお盆だけは帰ってこいと言われるほど!沖縄県民の常識といっても過言ではないくらい重要な一大イベントとなります。

 

そのため、沖縄県外に出ている人や県外企業に勤めている沖縄出身の多くはこの時期に帰ってきます。

 

またこの時期に沖縄観光をお考えの人もいるかもしれませんが、この時期の沖縄旅行はあまりオススメできるものではありません。というのも、車社会の沖縄は帰省ラッシュなどで旧盆時期は普段以上に混み合い渋滞は避けられません。

 

県内の代表的なスーパー、かねひで、ユニオン、サンエーなども仏壇にお供えする品物や食材などを購入する人々が殺到し激混みw

 

しかも沖縄全島でお盆の時期に活発に行われる伝統芸能「エイサー」というものがあり、各地域の青年会によるエイサーをしながら集落の通りを練り歩く「道ジュネー」が朝晩問わずに続けられ、通行規制や通行止めが行われるので尚更となります。

 

しかし今年は新暦のお盆とも重なっているため、お盆休みを利用して沖縄旅行を予定もしくはすでに予約している方もいらっしゃるかと思います。ではその沖縄旅行は延期した方がいいのか、キャンセルするべきか?

 

いいえ。最初にオススメは出来ないと書きましたがきちんと事前に調べて行けば問題なし。むしろ1年で一番沖縄の独特な雰囲気を楽しむことができるかもしれません!

 

その理由を説明していきますよー♪

沖縄のお盆時期に旅行は大丈夫!?

お盆時期の沖縄旅行をオススメできないデメリットは今書いた通りでっす。で、矛盾になっちゃいますが逆にオススメできるメリットもあります。

 

まず沖縄の旧盆は年に1回しか体験できない貴重なもの。旧盆の3日間はどこもかしこも沖縄全体がお祭りムードで、昼夜を問わずエイサーの太鼓の音や掛け声が聞こえたりと普段の日常とは違う沖縄独特の雰囲気に包まれます。

 

特に「道ジュネー」は沖縄居酒屋や料亭などの舞台で見るエイサーではなく、各地域の青年会ごとに受け継がれたそれぞれのスタイルで、パレードのように地域を練り歩き地元の人々と触れ合いながら夜が明けるまで続けられます。

 

道ジュネーはどこでも見れますが特に市をあげて盛んなのが「沖縄市」というところ。沖縄市はエイサーの町として知られ多くのエイサー団体が存在し人気の青年会が集まる場所です。

 

空港があるのは県庁所在地の那覇。那覇は沖縄本島の南部で下側となりますが沖縄市は中部となり真ん中あたり。そのため、那覇でホテルを借りるとなると、どうしてもバスやタクシーを含め車移動になってしまいます。旧盆での車移動は渋滞に巻き込まれる可能性があるので、この際思い切って沖縄市でホテルを探してみてはいかがでしょうか。

 

沖縄市のホテルを出て住宅地方面へ歩けば道ジュネーに出会えるはずです。

 

沖縄市だと米軍基地が隣接しているため外人住宅も多くアメリカンな雰囲気が残り、外国に来たかのような異世界を味わうことができ、ディープな沖縄旅行になること間違いなしです。

 

また、旧盆時期の県内スーパーでも沖縄独特な雰囲気を楽しむことができます。旧盆に必要なグッズやお供え物など普段見ないような商品が陳列されてるためそれをお目当ての沖縄県民で混み合いますが、沖縄独自文化を見るには絶好のチャンスです!

 

最後に、その気になる旧盆商品やお供え物について紹介します。

沖縄お盆は旧盆!お供え物は何?

沖縄の地元スーパーで一番大手の「サンエー」など旧盆時期に並ぶのは、お盆の一般的なものとは異なった、沖縄独特の食文化が根付いたお供え物や旧盆グッズとなります。

 

まずは沖縄お盆に必要不可欠な道具としてこんな物が売っています。

■沖縄旧盆必要な物
・ガンシナー(わらで編まれた輪)
・グーサンウージ(サトウキビ)
・ウークイカーサ(クワズイモの葉)
・チトゥ(お土産用サトウキビ)
・ソーローメーシ(メドハギという植物)
・ウチカビ(打ち紙)

簡単に説明すると、ガンシナーは供えられたスイカなどを頭に載せてものを運ぶ運搬具となり、グーサンウージはご先祖様が転ばないように杖としたりお土産などを持ち帰るためのもの、ウークイカーサはお土産を持ち帰るための風呂敷、チトゥはあの世へのお土産用で短めのサトウキビ、ソーローメーシはとても細い草ですがお供え物を食べるための箸で葉っぱ側は足の汚れを落とすために利用されるそうです。

 

ここで一番重要となる“ウチカビ”ですが、こちらはあの世のお金のこと。黄色い紙に銭型のような型が打たれたものでこれを燃やすことでご先祖様に送金されるというシステムとなり、地元のスーパーで平均して1束20枚ほどで100円で購入できます。ちなみにあの世ではとても価値があるお金になるそうです。

 

沖縄では年中購入することができますが、この時期には大量に並べられるため沖縄での貴重な体験の土産話と一緒にお土産としてご先祖様へいかがでしょうか。

 

もちろん一般的なこちらも必要で販売されています。
・線香
・ろうそく
・お茶
・お酒(泡盛)
・お花
・提灯
・果物(スイカ・バナナ・りんご・みかんなど)

 

ただし線香だけはとても特徴的!平御香といい細い線香6本がひとつにくっついた平べったい線香で、線香をあげる際には縦半分に3本ずつに割ったものをあげます。

 

また果物もとてもたくさん仏壇に供えられます。

 

お供え物の食べ物はお迎え(ウンケー)、中日(ナカヌビー)、精霊送り(ウークイ)の日ごとに、旧盆中は1日3食をきっちりお供えする習慣があり、家庭ごとで若干違いがありますがウンケーの日だけは「ウンケージューシー」といって沖縄風炊き込みご飯だけはどこも欠かせないものとなります。

こちらもスーパーで売られているので試しに食べてみてはいかがでしょうか。

 

他にも沖縄旧盆の真ん中の日にあたる中日(ナカヌビー)の日は親戚や知人がお中元を手渡しで仏壇がある家に持っていく風習があるので、スーパーのお中元コーナーは活気に溢れています。こちらも沖縄独特のお中元ギフトが並んでいるためじっくりみてみると楽しいかもしれません。

 

なおナカヌビーの日はたくさんの人がお中元を持って複数件の家をまわっている日となるので、日中の道路の渋滞に気をつけてくださいね。

まとめ

沖縄のお盆は独特、まず沖縄方言はカタカナだらけでなかなか覚えきれませんね(笑)。

 

旧盆には各地域公民館で小さなお祭りを開催しているところも多いため、道ジュネーを見に行くついでに公民館も探してみてはいかがでしょうか。

 

旧盆時期の沖縄旅行は1年で最も濃ゆ~い沖縄観光となることでしょう。

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